「健康診断で便潜血が陽性だった」「自覚症状はないので様子を見ても大丈夫?」「痔があるから便潜血が陽性になったのではないか」。このようなことでお悩みではありませんか。
便潜血検査は、大腸がんをはじめとする大腸の病気を早期に発見するための重要な検査です。肉眼では分からないわずかな出血を検出できるため、自覚症状のない早期大腸がんや大腸ポリープが見つかるきっかけになることが少なくありません。
一方で、便潜血が陽性だからといって必ずしも大腸がんというわけではありません。痔、大腸ポリープ、憩室、炎症性腸疾患などでも陽性となります。しかし、原因を調べずに放置すると、早期発見できたはずの病気を見逃してしまう可能性があります。
実際に、便潜血陽性となった方の約40〜60%には、大腸ポリープや憩室、炎症性腸疾患など何らかの大腸病変が認められ、さらに約2〜5%で大腸がんが発見されると報告されています。そのため、日本の大腸がん検診でも、便潜血陽性となった場合には大腸カメラによる精密検査が強く推奨されています。
便潜血陽性と判定された場合には、「もう一度便潜血検査を受ける」のではなく、原因を確認するために大腸カメラを受けることが最も重要です。
便潜血陽性
